部分矯正と全顎矯正の違いとは?

全部の歯に装置を付けて行う矯正治療が全顎矯正、一部の歯に装置を付けて部分的に行う矯正治療が部分矯正です。

矯正治療は、ワイヤーを使った矯正、マウスピースを使った矯正、歯を削り人工歯を被せて歯の形や向きを治していくセラミックなどの補綴治療の3つが主な方法です。部分矯正の場合は一部分の矯正で済むため、より目立ちにくく、少ない費用で歯並びを矯正できることにつながります。

部分矯正のメリット・デメリット

部分矯正の大きなメリットは、治療の規模が小さく、身体的・経済的・治療期間的にも患者様の負担が少なく済むことです。全顎矯正なら治療費は100万円近くかかってしまいますが、部分矯正であれば50万円以下、もっと軽度な治療であれば30万円以下で済むケースもあります。治療期間も数ヶ月ほどで、矯正装置による痛みや不快感も少ないです。

しかし、デメリットもあります。まず、部分矯正は適応できる症例が限られるという点。一部だけを矯正すると、全体の歯列・噛み合わせのバランスが崩れるリスクがあるので、全体の歯列を調整しなければならないようなケースには適応が難しくなります。

また、部分矯正は、審美的な回復を重視した目的で行われることが多いため、実は治療の難易度が高く、担当する歯科医師には確かな知識・技術・経験が求められます。当法人歯科医院では、部分矯正についても様々な症例実績がありますので、お悩みの際はぜひご相談ください。

部分矯正の症例実績

症例1:八重歯の部分矯正(裏側矯正)

「八重歯の部分矯正(裏側矯正)」の症例画像
画像引用元:(医)精密審美会公式HP
https://www.sinbisika-tokyou.net/case/10230/
  • 患者様:20代女性
  • 装置:裏側装置(フルリンガル)
  • 治療期間:6ヶ月
  • 治療概要:左上の八重歯を気にして来院されました。下の歯並びは気にならないということだったので、左上の八重歯の並びだけの改善を目的に上顎のみの部分矯正を実施。また、ガタつきを改善するために、歯のサイズダウンも行いました。
  • 施術の副作用(リスク):歯や顎の痛み、頭痛、めまい、吐き気、精神的なパニックなどを生じることがあります。また、後戻りのリスクがあります。

症例2:前歯の裏側部分矯正

「前歯の裏側部分矯正」の症例画像
画像引用元:(医)精密審美会公式HP
https://www.sinbisika-tokyou.net/case/9559/
  • 患者様:30代女性
  • 装置:裏側装置(フルリンガル)
  • 治療期間:6ヶ月
  • 費用(概算):30万円
  • 治療概要:上の前歯の裏側にのみ装置を装着し、後方へ牽引する治療を計画。歯科矯正学的にはあまり意義のない処置でしたが、短期間で前歯の悩みをある程度改善することができ、患者様に大変満足していただきました。
  • 施術の副作用(リスク):歯や顎の痛み、頭痛、めまい、吐き気、精神的なパニックなどを生じることがあります。また、後戻りのリスクがあります。

症例3:前歯のねじれを部分矯正

「前歯のねじれを部分矯正」の症例画像
画像引用元:(医)精密審美会公式HP
https://www.sinbisika-tokyou.net/case/8428/
  • 患者様:30代女性
  • 装置:ワイヤー矯正装置
  • 治療期間:6ヶ月
  • 費用(概算):15~20万円
  • 治療概要:片顎にだけ装置を装着。部分矯正で前歯のねじれを積極的に解消していく治療を計画。部分矯正のリスクなどを考慮、了承の上、簡潔に前歯のねじれだけを解消しました。この患者様の場合、ねじれが強めだったため、ワイヤー矯正に加えて積極的にゴムかけも実施し、ねじれを取りました。このようなねじれは後戻りもしつこいことが多いため、しっかり保定も行いました。
  • 施術の副作用(リスク):歯や顎の痛み、頭痛、めまい、吐き気、精神的なパニックなどを生じることがあります。また、後戻りのリスクがあります。