費用について

矯正を始める前に、最も気になるひとつが費用のこと。トータルの費用は、いくらかかったのでしょうか?想定外だった費用は?経験者によるトークをご参考ください。

メンバー紹介

学生時代から、目立ちにくい審美装置「ゴールドワイヤ―」による表側矯正を実施。現在は就職を経て、マウスピースによる保定期間中。

デコボコ歯並びのため、虫歯に悩まされ続けてきた声優の卵。笑顔のプロフィール写真を撮るべく、「インビザライン」による矯正を決意。

小学6年生からはじめて、比較的消極的な通院期間を経て足かけ7年にわたりワイヤー矯正を経験。今は下の歯の一部で「裏側矯正」をしています。

目立たない矯正のホンネ座談会~費用編

矯正費用はどのくらいを想定していましたか?

カウンセリングの時に先生から言われたのは、2~3年で終わった場合は100万円くらいとのことでした。初期費用が60~80万円かかり、月々の治療費に20万円かかるって聞きました。

私も前は100万円くらいと思っていたんですけど、最近になって調べてみたら、ワイヤーだったら70万円くらいでできるって聞いて。昔より安くなった印象です。

うん。安くなってますよね!地方によっても違うみたいで、関西より東京が安い印象です。東京の歯医者さんのホームページをチェックしていたら、普通に75万円とか、80万円でワイヤー矯正できるみたいで。

実際にはいくらかかったのでしょう?想定外の出費はありましたか?

私はトータルで120万円くらい払っています。最初に初期費用をまとめて80万円、プラス毎回の治療費、あとは途中で転院もしたので少しかかりましたね。想定外の出費はありませんでしたが、2~3年で終わると思ったのが5年かかったので、その分の費用はかかりました

数十万円と聞いた気がしますが、子供の時だったのでトータル額はわからないですね。診療のたびに毎回3,500円払ったのは覚えています。

私はまだ虫歯の治療中ですが、(インビザラインで)80万円以上、お金がかかることはないと先生に言われました。

インビザラインは、ワイヤーを換える必要もないし、安いみたいですよね。私がした目立たない審美装置(ゴールドワイヤー)による矯正は、通常の矯正装置(スチール製のメタルワイヤー)より少し高く、裏側矯正より安いくらいでした。

トータル100万円近くの治療費用…どうやってねん出されましたか?

20歳くらいでしたが、初期費用は親に出してもらって、残り毎回の通院費は私のバイト代から払っていました。通常は1回4,000円くらい。針金を変える時は6,000円くらいだったと思います。

母が50万円ほど出してくれることになりました。残りは、先生が治療期間(2年間)の中で払ってくれたらいいよ、と言ってくださったので、自分で出します。

トータルすると、矯正治療は安いと思いますか?それとも高いと思いますか?

安いですね。死ぬまで一生効果があるって考えたら、安いなって思います

うーん、コスパは良い!けど高いです(笑)。全額自分で出すなら、出せて60万…。20万円くらいだったら、日本から歯並び悪い人が減ると思います。

私もまったく同感ですね(笑)。全額自分で出すには、敷居が高いです。ただ私の場合、歯並びが悪いせいで虫歯になりやすく、毎月治療代に3,000円くらいかかっているので、矯正よりも、そっちの歯医者代の方がよっぽど高いと思います。デンタルローンも活用できるので、負担が思っていたよりも少なく済みそうな印象です。

デンタルローンの基礎知識

デンタルローンとは

デンタルローンとは、歯の治療費を融資してくれる金融商品のこと。銀行や信販会社などの金融機関で取り扱っている、各種ローンの一つという位置づけです。
融資を受けたお金は、歯の治療費に関するものであれば、何に使ってもOK。一般的には、矯正治療やインプラント、各種審美治療など、治療費が高額となる自由診療に使われています。
審査は比較的緩やかで、定期収入のある20歳以上の方で、かつ他の金融機関への返済が滞っていない方であれば、ほぼ問題なく融資を受けることが可能です。また、たとえ定期収入がない方でも、保証人を付けることによって通常は審査に通過します。
なおデンタルローンは、すべての金融機関が取り扱っているわけではありません。2019年3月現在、デンタルローンの融資に熱心な銀行は、たとえばイオン銀行、三井住友銀行、みずほ銀行などです。申し込みをする場合には、その銀行でデンタルローンを扱っているかどうかを必ず確認するようにしてください。
中には「デンタルローンはありませんが、歯科治療にも使えるフリーローンがありますよ」と提案してくる金融機関があります。後述しますが、デンタルローンに比べると、フリーローンの金利は高めに設定されているので要注意です。

デンタルローンの仕組み・流れ

1.申し込みをする

歯科医院の窓口にて、デンタルローンの申し込みをします。通院する歯科医院でデンタルローンを取り扱っていない場合には、金融機関に赴いて個人的にデンタルローンの申し込みを行います。
なお、デンタルローンに対応している歯科医院はローン会社と提携しているため、手続きや審査がスムーズです。個人で金融機関に申し込むことに比べ、審査に通りやすくなるわけではありませんが、各種の手間を考えれば、歯科医院で申し込むことをお勧めします。

2.審査が行われる

申し込みを受けた金融機関は、申込者の属性や過去の金融履歴などを調査します。融資したお金に金利を添えて、問題なく全額支払う能力があるかどうかを確認するためです。
金融機関が信用情報機関に問合せをし、過去数年の間の金融事故(債務整理、クレジットの著しい滞納など)の履歴をチェックします。また、自己申告した職場で本当に本人が働いているかどうかを確認するため、金融機関は社名を伏せて電話をし「在籍確認」を行います。

3.融資を受けられる

無事審査にパスした場合、速やかに融資が行われます。歯科医院を通じて審判会社に申し込みをした場合には、金融機関から歯科医院に直接治療費が振り込まれます。治療費の見積書を持って個人で金融機関に申し込んだ場合には、個人の銀行口座に融資金額が振り込まれます。
なお、融資の難しい履歴をお持ちの方であっても、保証人を立てることによって融資を受けられる可能性があるので諦めないようにしましょう。

デンタルローンのメリット

すぐに治療を始めることができる

矯正治療やインプラントなど、歯科の自由診療(保険の効かない治療)でかかる費用は高額です。よって中には、一括で治療費を支払うことができない方もいることでしょう。
一括で治療費を支払えない場合、通常は治療を始めることができません。そこで、治療を受ける本人に代わって治療費を一括で支払ってくれる仕組みがデンタルローン。もちろん本人には返済の義務が生じますが、「手元に一括の資金がなくてもすぐに治療を受けられる」という点は、デンタルローンの何よりのメリットです。

利用限度額が高め

一般的なローンに比べると、デンタルローンの融資額は高めに設定されています。利用する金融機関によっても異なりますが、限度額の目安は200~800万円。どんな矯正法を選択しても、十分に融資額でカバーすることができるでしょう。
なお、消費者金融の融資では総量規制(本人の収入の1/3までしか借りられない制度)がありますが、デンタルローンは総量規制の対象外です。

金利が低め

デンタルローンは、歯科治療という目的を持ったローンです。一般に、使途の明確なローンは返済金利が低めに設定されるもの。よって、目的を持たないフリーローンに比べると、返済金利は低めに設定される傾向があります。

デンタルローンのデメリット

金利がかかる

フリーローンに比べ、低めの金利で融資を受けることができるデンタルローンですが、当然ながら金利がゼロになるわけではありません。よって、自費で一括で治療費を支払う方法に比べると、実質的に、金利の分だけ治療費が高くなるということになります。
ちなみに2019年3月現在、某大手銀行が設定しているデンタルローンの金利は3.8~8.8%。フリーローンに比べれば低めの設定ですが、決して安い金利ではありません。

審査で落ちることがある

デンタルローンは金融機関からの融資です。よって、マイカーローンや住宅ローンなどと同様、融資を受ける前提として審査をパスする必要があります。審査に落ちてしまうと、デンタルローンを借りられないことになるので注意してください。
なお、ローンの審査をパスするための大前提は定期収入があることです。よって、完済まで定期収入を得られる可能性が高いという点においては、アルバイトやパート、契約社員、派遣社員の方よりも、正社員の方のほうが審査に通りやすくなることは了承しておきましょう。
直近5~10年で債務整理をしたことがある方や、他の融資の滞納履歴が目立つ方、クレジットカードの滞納が多い方、無職の方(専業主婦・主夫、学生等を除く)については、審査に落ちる可能性があると考えてください。

デンタルローンの実例

無事にデンタルローンの融資を受けられたとしても、気になるのが返済の総額。以下、医療法人精密審美会の公式HPを参考に、融資金額と支払い回数に応じた返済のモデルケースを見てみましょう。実質年率3.9%、頭金0円、ボーナス併用なしを条件としています。

治療を始めるきっかけや治療中のこと、気になる費用や痛みについてなど、実際に「目立たない矯正」を受けた方の座談会トークを掲載しています。当法人歯科医院の矯正医によるコメントもありますので、これから矯正治療を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

治療費30万円の融資を受けた場合

支払い回数 12回 24回 36回 60回
初回月 25,875円 13,339円 10,378円 6,185円
2ヶ月目以降 25,500円 13,000円 8,800円 5,500円
返済総額 306,375円 312,339円 318,378円 330,685円

治療費70万円の融資を受けた場合

支払い回数 12回 24回 36回 60回
1回目 60,375円 31,891円 21,883円 16,400円
2回目以降 59,500円 30,300円 20,600円 12,800円
返済総額 714,875円 728,791円 742,883円 771,600円

治療費120万円の融資を受けた場合

支払い回数 12回 24回 36回 60回
1回目 102,400円 53,356円 38,015円 24,742円
2回目以降 102,100円 52,000円 35,300円 22,000円
返済総額 1,225,500円 1,249,356円 1,273,515円 1,322,742円
Dr.伊藤のプロフィール画像 Dr.伊藤のプロフィール画像

理事 主任矯正医
伊藤啓介

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無料カウンセリング時に概算を提示しています。

矯正歯科は「毎回治療費がかかるから、総額がわからない」という声もよく聞きます。こういった不安を解消するために、当法人歯科医院では「矯正装置×治療の難易度」から、矯正治療費を合わせたトータル金額をあらかじめ設定し、無料カウンセリング時に概算を提示しています。

一般的に治療が易しければ、短期間で補助装置は不要です。治療が難しければ、治療は長期間となり、補助装置も複数必要となる場合があります。いずれにせよ想定より長期化した場合でも、追加料金は、リファインメント(20,000円)以外は発生しませんのでご安心ください。

一方で、矯正で期待通りの効果をだすためには、矯正医の指導に基づいて通院する、治療後に後戻りをしないようにしっかり保定するなど、患者様の協力も不可欠です。治療計画通りに矯正が進めば、結果的に想定外の費用が発生せず、コストの削減につながるでしょう。

矯正治療は、患者様の症状により 治療方法はもちろん、費用や期間が異なります。また、本ページに掲載されている矯正に関する効果や痛み、メリット・デメリットに関する情報は、あくまで体験者本人の主観に基づく感想であり、実際の診断や治療にかわるものではありません。ご注意ください。