メンテナンスについて

矯正治療中のメンテナンスについては、あまり語られることはありませんが、実はかなり重要なポイントです。計画通り矯正を進めるために気を付けるべきこととは?矯正をご検討の方も、矯正中の方も、ぜひご参考ください。

メンバー紹介

学生時代から、目立ちにくい審美装置「ゴールドワイヤ―」による表側矯正を実施。現在は就職を経て、マウスピースによる保定期間中。

デコボコ歯並びのため、虫歯に悩まされ続けてきた声優の卵。笑顔のプロフィール写真を撮るべく、「インビザライン」による矯正を決意。

小学6年生からはじめて、比較的消極的な通院期間を経て足かけ7年にわたりワイヤー矯正を経験。今は下の歯の一部で「裏側矯正」をしています。

目立たない矯正のホンネ座談会~メンテナンス編

治療中、メンテナンスはどのようにしていましたか?

ワイヤー矯正中は、月に1回ぐらいのペースで通院していました。歯が動いてくると、ワイヤーが合わなくなるので。診察の時は、歯や歯の動きを見てもらって、たまに「歯石が溜まってる!」と怒られてという感じです(笑)。矯正治療が終わってからは、ホワイトニングをしました。

Y内さん、今、マウスピースしてますよね?

保定期間中なので!

えー、全然わからないんですけど!

装着感もないですよ。うっかりつけたままご飯を食べちゃうくらいに。でも途中でマウスピースをなくしちゃって、よくなくすんですけど(笑)、再度作ってもらったりしました。

僕は子供の頃、月1ペースくらいで通院していました。後半はつい忘れちゃったり、歯科医院から確認の電話が来てからようやく行ったり、かなり雑になってましたけど…。

私はこれからなのですが、相談している医師から、インビザラインは2ヶ月に1回通って、と言われています。

矯正を進めるために、自分で気を付けていたことってありますか?

歯磨きは、上下に分けてトータル10分くらいはかけていましたね。

僕はあんまり覚えてないですね。歯を磨くのが嫌いでしたし。でも虫歯になった記憶もとくにないです。あとは、床矯正をしていた時に、1日2日経つと、顎が広がるんですよ。その装置を自分で調整していました。

自分で?!!

ネジを閉めるだけなんですけど、やらないと顎が開いてないと言われちゃうんで。今は裏側矯正をしていますが、下歯につけているだけなので、とくに何もしてないです。

私は、ワイヤー矯正の時は、ガム噛むとくっついちゃうんで、代わりにシートタイプのミントみたいなのを食べていたこともあります。今はマウスピースを装着していて、数日に1回、入れ歯用洗浄剤に入れて洗っています。普段は水でも大丈夫なんですけど、ずっと口の中に入れると匂いがついちゃうので。

メンテナンス中に苦労したことや、工夫したことはありますか?

一番苦労したのは食事中で、刺激を与えると痛いので、食事しながら休むようになりましたね。また、寝ている間に歯が動いているからか、とくに朝が痛かったです。

私は歯磨きしないと虫歯になっちゃう、というプレッシャーが嫌でした。マウスピースは、つけている時は良いんですけど、1回外すと面倒くさくなる。ちゃんとやらないと、というのが常にプレッシャーでした。

自分も何日か放置したことはありましたね。で、診察の2、3日前に急につけて、診察で「つけてないやろ」とバレて。

あります、ありますー!(笑)

これってお金がかかってるからやるけど、無料だったらやらなそうですよね。

笑!

矯正装置のメンテナンス

なるべく短期間で効率的な矯正を実現するためには、定期的に歯科医院に通院し、矯正装置のメンテナンスを行わなければなりません。歯が正しい方向へ計画通りに動いているかどうかをチェックし、もし何らかの不具合があれば、その都度、装置を調整していく必要があるからです。装置の種類によっては、歯が目的の位置まで動く都度、新しい矯正装置を作り直して装着しなければならない場合もあります。
また、装置そのもののメンテナンスだけではなく、装置の装着に伴うさまざまな歯のリスクを予防するためにも通院が必要。矯正中は、装置の存在で歯のケアが不十分になり、虫歯や歯周病になりやすくなります。ブラッシングの方法を改めて確認したり、歯石を取ったり歯のクリーニングを行ったりなどのためにも、定期的な通院は必要となります。
治療後の保定期間においても、歯並びを後戻りさせないため、また、虫歯や歯周病を予防するため、定期的な通院が必要となります。
同じ矯正装置を使用していたとしても、口の中の状態は、患者により異なるもの。効率的な矯正治療を進めていくために、歯科医師から指示されたメンテナンス通院を必ず行うようにしてください。

通院頻度

矯正装置のメンテナンスを目的とした通院の頻度は、装着している装置の種類により異なります。代表的な矯正装置の通院頻度は、おおむね次のようなものと理解してください。

ワイヤー矯正

歯に直接ブラケットとワイヤーを装着する一般的なワイヤー矯正の場合、メンテナンスのための通院頻度は3~4週間に一度ほどです。矯正が終了して装置を外した後も、1か月後、3ヶ月後などの間隔を空けてメンテナンスに通院する必要があります。

インビザライン

矯正シミュレーションに基づいて作られたアライナーが、一度にまとめて4~6個提供されます。患者は2週間に一度、新たな段階のアライナーに交換する必要がありますが、この際、歯科医院に行く必要はありません。通院が必要となるタイミングは、歯の移動状況や口腔内の状況を確認する際のみ。おおむね1~2ヶ月に1度のペースで通院することとなります。

定期的な歯型取りが必要なマウスピース矯正

定期的に歯型の採取をしてアライナーを作り直すタイプの矯正の場合、装置の種類に応じ、2週間~1ヶ月の頻度で通院する必要があります。インビザラインに比べ、約2倍の頻度で通院することになります。

Dr.伊藤のプロフィール画像 Dr.伊藤のプロフィール画像

理事 主任矯正医
伊藤啓介

矯正について相談する

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理想の歯並びを実現するために定期的な通院が必要です。

矯正中は、よりスムーズに歯を動かすために、定期的な通院をお願いしています。治療法にもよりますが、インビザラインは1~2ヶ月に一度、ワイヤー矯正なら3~4週間に一度ほど。装置を外してからは、1ヶ月、3ヶ月と徐々に間隔を空けて診療することで、当院ではお口のトータル的な健康管理をしています。

歯磨きの仕方や、器具のお手入れの仕方、歯石とり、歯のクリーニングなども必要な時は行いますので、矯正で特別に難しいことはありません。また、マウスピースであれば、矯正しながらホワイトニングを行うことも可能です。

ただし、マウスピースを装着しなかったり、通院して調整しなかったりすると、その分、歯が動くのに時間がかかってしまうこともあります。矯正治療は、頑張ったら頑張った分だけ、より早く理想の歯並びを実現できる可能性が高くなります。

矯正治療は、患者様の症状により 治療方法はもちろん、費用や期間が異なります。また、本ページに掲載されている矯正に関する効果や痛み、メリット・デメリットに関する情報は、あくまで体験者本人の主観に基づく感想であり、実際の診断や治療にかわるものではありません。ご注意ください。