八重歯

八重歯といえば、尖った歯(犬歯)が前に出た牙のような状態のことをイメージしますが、正確には「生えている位置が通常とは違う歯」全般のこと指します。
日本では、八重歯がチャームポイントとして捉えられることもありますが、ストレートに並んだ歯が魅力の条件として認識されている海外では、マイナスの印象を持たれることも少なくありません。また、八重歯の症状によっては、歯磨きがしにくくなり、口腔内の環境に悪影響を及ぼすデメリットもあります。

八重歯で悩んでいる人の口コミ

羨ましいといわれても歯並びの悪さが気になる

元々歯並びが悪くて、長い間歯のことで悩みを抱えていました。そのうちに八重歯も目立つようになり、友人はかわいらしい、萌え要素だと言って八重歯があることを羨ましいと言ってくるのですが、現実はそう甘いものではありません。
確かに八重歯で魅力を出せる人もいるようですが、それは前提として歯並びが良いことが求められます。多くの人は八重歯がかわいいいではなく、歯並びが悪いということが印象に残るものです。

八重歯がいいという人はほんの一部に過ぎず、特に海外の方々から見ると嫌悪感を持つようで、汚く見えてしまうということでした。こんなもの、はやく取ってしまいたいのが正直な気持ちです。これは多分、八重歯で悩みを抱えている人にしかわからないと思います。

大きくて抜けない八重歯が悩みの種

八重歯であることをとても悩んでいます。学生時代は友人たちがかわいいと言ってはくれましたが、自分では早く取ってしまいたいほど嫌いです。実は一度矯正を受けたことがありますが、顎のサイズ的に無理だったようで、上手く行かず失敗しました。だったら抜いてほしいと言うと、八重歯は犬歯であり、無いと困るものだそうで抜いてはいけない歯と説明されました。
なぜ自分だけがと、その時は歯医者さんに恨みをぶつけるようなことを言ってしまいましたが、八重歯が大きいこと、鋭いことが大きく影響しているのは最初からわかっていました。今は大人になったので、自分で決める事ができるようになりましたが、いざ抜こうとすると痛みが怖く、少し考えてしまう自分がいます。

多分矯正の再チャレンジになると思うのですが、まだこの八重歯との付き合いが続くと思うと、憂鬱で仕方ありません。早く八重歯をどうにかできる方法があれば、すぐにでも飛びつきたい気分です。

気持ち悪いと言われる八重歯で悩むのはうんざり

普通の人なら「八重歯が気持ち悪い」と言われたことは無いと思いますが、私は学生の頃に歯が気持ち悪いと言われたり、就職をしてからも八重歯のことをからかわれたりしました。この悩みがない人は悪気なく言っているのかもしれませんが、八重歯で悩んでいる人はとても傷ついてしまいます。もちろん私もその一人なのですが、相手に悪意がないので「やめてください」というと怪訝な顔をされてしまうことも多いです。

大人になった今、矯正もしようと思えば出来ますが、子供の頃よりも費用が高く、金銭面での負担が大きいので、今お金をためている所です。多分私が思っているほどは八重歯が気持ち悪いとか、汚いとかは言われていないと思うのですが、一度言われた経験から「隠れて言われているかも」と考えてしまいます。これ以上八重歯で悩むのはうんざりです。予防ができることなら、過去に戻って予防したいくらいです。

八重歯の原因

八重歯になってしまう主な原因は、永久歯が生えてくる時に十分なスペースが確保できず、歯がずれて生えてきてしまうことです。
人間は、およそ12~13歳頃までに全ての歯が生え変わります。ただし、犬歯は他の歯に比べて生え変わるタイミングが遅いため、前にずれるなど上手く生えなかった結果、八重歯となってしまうのです。一般的に八重歯=犬歯が前に出た状態、とイメージされやすいのも、こうした理由によって高い確率で犬歯が前にずれてしまうためです。犬歯がずれてしまう理由としては、遺伝的に歯が大きいことや、顎の骨が小さいことなどが考えられます。

八重歯に関連する症例

症例1:マウスピースを用いた八重歯の矯正治療

マウスピースを用いた八重歯の矯正治療の画像
  • 患者様:30代女性
  • 治療期間:1年
  • 治療概要:顎間ゴムとマウスピースの併用によって抜歯しない八重歯の改善を計画。顎間ゴムも使用し、比較的短期間で八重歯の改善ができました。費用はおよそ75万円でした。
  • 施術の副作用(リスク):歯や顎の痛み、頭痛、めまい、吐き気、精神的なパニックなどを生じることがあります。また、後戻りのリスクがあります。

症例2:マウスピース矯正による八重歯の治療

マウスピース矯正による八重歯の治療の画像
  • 患者様:50代女性
  • 治療期間:1年6ヶ月
  • 治療概要:噛み合わせ、歯並びをマウスピースで直していくことを計画。2回型取りを行いました。患者様がなかなか来院できず、若干期間は掛かったものの問題なく治療が終わりました。費用は約75万円でした。
  • 施術の副作用(リスク):歯や顎の痛み、頭痛、めまい、吐き気、精神的なパニックなどを生じることがあります。また、後戻りのリスクがあります。
Dr.伊藤のプロフィール画像 Dr.伊藤のプロフィール画像

理事 主任矯正医
伊藤啓介

矯正歯科の治療例
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抜歯せず八重歯を矯正できる可能性があります。

八重歯の主な原因は、歯の収まるスペースが無いこと。治療するにあたって、まずは歯の収まるスペースを作ることが第一歩です。

スペースを確保する方法は大きく分けて、抜歯・歯列の拡張・ディスキング(歯の表面をわずかに削る)の3つがあります。中でも、歯に一定の力を加えて歯列を広げる「マウスピース矯正(インビザライン)」なら、目立たない上に、抜歯をせず八重歯を矯正できる可能性があります。

ただし、治療後に歯列が後戻りしてしまう、適切に装着しないと治らない、歯列の状態によって矯正の時間が掛かるなど、デメリットやリスクもあります。

そのため、八重歯の矯正を考えている方は、一度矯正医にご相談ください。患者様の歯の状態や希望に合わせた治療法や治療スケジュールをご提案させて頂きます。