乱杭歯

乱杭歯は、歯並びがガタガタ・デコボコしているような状態のことで、専門的には「叢生」と言います。良くない歯並び(不正咬合)の中でも、日本人に最も多い症例がこの乱杭歯です。犬歯が牙のように前に出た八重歯も、この乱杭歯の一種です。
乱杭歯の場合、歯がデコボコして重なり合う箇所が多いため、綺麗に歯を磨くのが難しく、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます。残った食べカスは歯周病の原因になりますし、口臭の原因にもなります。

乱杭歯の原因

乱杭歯の主な原因は、顎が小さいこと、歯が大きいこと、乳歯が早く抜けすぎたことによる歯列の乱れの3つが考えられます。
顎が小さい・歯が大きいと、永久歯が生えるスペースが足りなくなり、後から生えてきた歯が、歯列からずれて乱杭歯となってしまいます。
乳歯が早く抜けすぎると、本来と違った永久歯がズレて生えてくる場合があります。その結果、後から生えてきた永久歯が、歯列からずれて乱杭歯になってしまうのです。

乱杭歯に関連する症例

症例1:軽度なガタつきをマウスピース矯正で改善

軽度なガダつきをマウスピース矯正で改善の画像
  • 患者様:20代女性
  • 治療期間:6ヶ月
  • 治療概要:上顎のみの軽度ガタつきを取り除くだけであったため、片顎のマウスピース矯正を計画。30万円ほどで改善できました。
  • 施術の副作用(リスク):歯や顎の痛み、頭痛、めまい、吐き気、精神的なパニックなどを生じることがあります。また、後戻りのリスクがあります。

症例2:ガタつきをマウスピース矯正で綺麗に

ガタつきをマウスピース矯正で綺麗にの画像
  • 患者様:20代女性
  • 治療期間:1年
  • 治療概要:抜歯せずにマウスピースのみで歯列矯正を計画。比較的短期間でガタつきを改善することができました。費用は約75万円でした。
  • 施術の副作用(リスク):歯や顎の痛み、頭痛、めまい、吐き気、精神的なパニックなどを生じることがあります。また、後戻りのリスクがあります。

症例3:下の前歯のデコボコを治療

下の前歯のデコボコを治療の画像
  • 患者様:20代女性
  • 治療期間:1年6ヶ月
  • 治療概要:下の前歯のデコボコを気にされて来院されました。抜歯せずに、内側に入り込んでいる歯を外側に出して並べる治療計画とし、マウスピースにて治療を行いました。 スペースが無かったので少し治療期間が長くなりましたが、目立たなく矯正できたので非常にご満足いただけました。費用は75万円ほど。
  • 施術の副作用(リスク):歯や顎の痛み、頭痛、めまい、吐き気、精神的なパニックなどを生じることがあります。また、後戻りのリスクがあります。
Dr.伊藤のプロフィール画像 Dr.伊藤のプロフィール画像

理事 主任矯正医
伊藤啓介

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軽度であれば治療負担が少なく済む可能性もあります。

乱杭歯の治療は、症例によっては抜歯せずに、ワイヤー矯正やマウスピース矯正(インビザライン)などで治療できる場合もあります。症例によってどういった治療を行うかは変わってくるため、乱杭歯の矯正を考えている方はまず専門の歯科医師に相談してみましょう。

重度の乱杭歯でなければ、比較的治療の負担が少なく済む可能性があります。

ただ、マウスピース矯正などの器具を装着して行う治療は、患者様自身の協力も不可欠です。医師が指示する装着期間に満たない場合、治療効果が半減する、後戻りする、といったリスクがあるため、医師と患者様が「二人三脚」で治療を続けていくことが大切です。