受け口で声がこもる

受け口が原因で起こるトラブル【声がこもる】

このページでは、受け口が原因で起こるトラブルのうちのひとつ、「声がこもってしまうこと」について解説しています。

受け口が原因で声がこもることには、どのような対策が効果的なのか、受け口自体を治す方法にはどのようなものがあるのかなどをチェックしてみましょう。

声がこもる理由は歯並びにあるかも

「声がこもって聞こえる」と言われる、というお悩みを抱えている人は多くいます。人と会話していて、「え?もう一度言って!」と言われたり、「ちょっと声が聞き取りにくい」と言われたりすると、とても気にしてしまいますよね。コミュニケーションが取りづらかったり会話がスムーズに進まなかったりすると、自分自身が疲れてしまうだけではなく相手にも負担を与えてしまいます。友人同士の会話だけならまだしも、コミュニケーションが大切な職業についている場合や大切な面接がある場合などにおいては、仕事面や社交面でも影響が出てしまいますよね。

自分ではどうして声がこもっているのかが分からない…という場合、もしかすると歯並びに原因があるかもしれません。

歯並びが悪いと、声がこもったり滑舌が悪くなったりする

人から聞き取りにくい話し方になる原因のうちのひとつに、「歯並び」があります。特に、歯並びが受け口になっていたり、すきっ歯になっていたりする人によくある状態です。

歯並びが悪い人で、人から話していることが聞き取りづらいと言われることがあれば、恐らく「さ行」や「た行」の発音に問題があるのではないでしょうか。受け口やすきっ歯になっている歯並びの場合、息が歯の隙間から漏れてしまうことで、発音が不明瞭になりがちです。

「さ行」や「た行」が発音しにくい理由

例えば「さ行」の場合、歯をこすり合わせるように上下の歯の隙間へ息を通して音を伝えています。このことを歯擦音(しさつおん)と言い、誰もが無意識におこなっていることです。

受け口などの歯並びで上下の歯がきちんと噛み合っていない場合、正しく「さ行」の発音ができなくなります。それが、声がこもって聞き取りづらくなる原因のひとつです。また、「た行」も似たような理由で、息を強く吐き出す発音のとき、歯並びの悪さからうまく発音しづらくなります。歯並びに心当たりがあったり、特に「さ行」や「た行」の発音が気になったりするときは、歯科治療が必要になるかもしれません。

声がこもる原因は歯並び以外にもある

声がこもって聞こえる原因は歯並び以外ににもたくさんあります。また、他の理由が歯並びと合わさって、さらに聞こえづらくしている可能性も考えられるのです。例えば、発音するときに口があまり開いていないことや、舌がうまく動いていないことなども挙げられます。

話すときにどうしても口を閉じがちな場合は、「受け口である見た目を気にしてしまい、外からあまり見えないように小さく口を開いている」という精神的な面での原因もあります。また、話すときに深く呼吸ができていない場合などは、どうしても急いたような話し方になりがちです。

落ち着いて腹式呼吸を意識し、ゆったりはっきり発音するように心がければ、聞こえ方が改善することもあります。

受け口になる原因は

声がこもって聞こえる原因の一つとして「受け口」があると説明いたしましたが、どうして受け口になってしまうのかという理由も気になりますよね。受け口の原因には様々なものがあり、先天的なものと後天的なものが挙げられます。

先天的に受け口になる理由

上あごが小さい、もしくは下あごが大きいなど、生まれつきの理由によって受け口になることがあります。

後天的に受け口になる理由

後天的なものでは、噛み合わせが悪いことなどの要因があります。乳歯から永久歯に映え変わるとき、生え方がうまくいかなかったことで、本来とは逆の噛み合わせになってしまうことがあるのです。また、舌で歯を押すというクセのせいで、受け口になってしまう人もいます。

受け口になることで起こる他の影響

受け口が原因で起こる問題は、「声のこもりやすさ」だけではありません。受け口の状態をずっと放置していると、次のようなトラブルや悪習慣につながることがあります。

胃腸に負担がかかる

前歯の噛み合わせが上下反対になっていることで上手くものを噛めず、充分な咀嚼ができないことがあります。食べ物をしっかり噛んでいないことで、上手に飲み込めなかったり、消化するときに胃腸に負担がかかったりすることが考えられます。

見た目に自信が持てない

受け口はいわゆる「しゃくれている」状態に見えるため、外見に自信が持てないことや、それによって気分が落ち込んだりする可能性があります。

虫歯や歯周病になりやすい

噛み合わせに隙間があることで口内が乾きやすくなり、唾液の自浄作用が低下することがあります。その結果、虫歯や歯周病にかかりやすくなるリスクが増えます。

下あごに負担がかかる

受け口はそのままにしておくと、下あごに大きな負担がかかってしまいます。その結果、下あごにズレが生じて受け口がさらに大きくなったり、口が閉じにくくなったりすることがあります。

受け口を治すには歯科治療がおすすめ

「声がこもって聞こえる」、「特定の音が聞き取りづらい発音になってしまう」といった問題が受け口にある場合は、歯科医院での治療がおすすめです。歯科医院でしっかりと治療を受ければ、滑舌以外の問題もスムーズに解決することが考えられます。

受け口の治療には、下記のようなものがあります。

歯並びの状態やあごの状態によって、適した治療法が異なります。個人差が大きいので、歯科医院でのしっかりとした検査が必要です。

まとめ

受け口は単に審美的な問題以外にも、体へ様々な悪影響を及ぼすことがあります。自分で治すことはとても難しいので、矯正治療をおこなっているデンタルクリニックなどで症状を相談してみましょう。声がこもって聞こえる以外の様々な問題も、受け口を治すことで軽減されます。